何もする気が起きない。
仕事が終われば部屋で横になって
ばかり。
からだはだるく肩や背中にも痛みが
ある。
かつての私は、そんな毎日を送って
いました。
今思えば心のことばかり考えて体の
痛みを当たり前のように受け入れて
いたのかもしれません。
今回は、3年間の無気力な日々と
そこから少しずつ前向きな気持ちを
取り戻していった経験をお話したいと
思います。
1. 目標を達成したのに喜べなかった
私は依然、ギャンブル依存症に苦しみ
借金を抱えていました。
ある日の決意をきっかけに本を読む
ようになり、自分自身と向き合う日々が
始まりました。
約3年で様々なことを学び
ギャンブルへの強い衝動は自分の中から
消えていきました。
しかし、長年の目標を達成したのに
不思議なほど喜べなかったのです。
その後、自分の経験を誰かに伝えたい!
そこで知ったのがブログでした。
ところが依存症という分野は専門性が
高く収益化も難しいと指摘されて
目標を失い、無気力な日々が続きました。
2. いつもの痛みと言い聞かせていた
私は20年以上、工場の派遣の仕事を
続けてきました。
10年以上前から仕事を終えると部屋で
足を中心に軽くマッサージをする習慣が
ありました。
背中や肩にも痛みがありましたが
いつもの痛みと、そう自分に言い聞かせ
ていました。
幼いころから父には、少しの痛みは
気合で乗り越えろと言われ
いつの間にか痛みを我慢するのが
当たり前になったのです。
しかし、ある日突然、
そんな自分に違和感をおぼえました。
小さな痛みでも、四六時中感じて
いれば、決して小さな苦しみではない。
それまで私は、自分の体の声を素直に
聞こうとせず、痛みを受け入れ
当たり前に過ごしていました。
3. 背中の痛みがひどかった日
ある日、背中の痛みがいつもより
ひどく感じるようになりました。
私は目を閉じ、痛みを感じる部分を
意識しながらいつも以上に念入りに
マッサージをしました。
特別な技術があったわけでは
ありません。
あくまで自己流です。
それからも自分の体に目を向けながら
丁寧にマッサージを続けました。
すると、私の場合、少しずつ痛みが和らぎ
夜も以前より深く眠れるようになりました。
睡眠の変化に伴い、気持ちにも前向きに
なれて、無気力な日々から一歩踏み出せる
勇気があふれてきました。
4. 何かいいことでもあったの?
ある日、職場の同僚からこんなことを
言われました。
何かいいことでもあったの?
自分の中で感じていた変化を周りの
人も感じ取ってくれた。
そう思えたことが何よりうれしかった
のを覚えています。
ただ以前よりも体の痛みが和らぎ
深い眠りとともに、気持ちも前向きに
なっていた。
それが当時の私には大きな変化
だったのです。
5. 心と体、どちらも大切にしたい
私は長い間、何かを成し遂げるには
努力や根性が必要だと考えていました。
もちろん、努力することは大切です。
でも、体の痛みを我慢しながら
気持ちだけで乗り越えようとする
ことが努力ではないと思えるように
なりました。
心の痛みと、体の痛みを別々のもの
として考える必要はないのかも
しれません。
少なくとも私の場合、体の痛みに
寄り添ったことが自分を大切に
するきっかけになりました。
もちろん、マッサージですべてが
解決するわけではありません。
体の痛みやだるさが続く場合は
医療機関に相談することが大切です。
心が疲れているとき、自分の気持ち
ばかり責めないでほしい。
体も無理していないか少しでも
目を向けてほしい。
肉体も心も、同じくらい
自分を愛すること。
人は痛みで不幸になる。
ギャンブル依存症を克服した私の
第一歩です。